Y&T

January 10, 2014

Y&T at KAWASAKI ROCK CITY 20144

Club Citta' Kawasaki

01.25 Hours a Day
02.Meanstreak
03.Afraid of The Dark
04.Don't Stop Running
05.Black Tiger
06.Dirty Girl
07.Midnight in Tokyo
08.Lipstick & Leather
09.Nasty Sadie
10.Beautiful Dreamer
11.Anything for Money
12.Winds of Change
13.Gimme The Beat
14.I want Your Money
15.Contagious
16.Rescue Me
17.I'll Cry for You
18.Squeeze(Vo/John Nymann)
19.Summertime Girls
20.I Believe in You
21.I'm Coming Home
EN
22.Hurricane
23.Forever

フロア後方に台が設置されているという“空いている”仕様のレイアウト。
キャパ5割り程度の入り。
収支は気になるところだが、観戦中の居住性は良いんだな。荷物や上着も手元に置いておけるし。

時刻通り19:00に暗転。
オープニングSEはY&Tの名曲からワンフレーズを取り出し編集したもの。
聞いているとバンドの歴史とともに当時のあれやこれやの事柄が自然と思い出されて脳内にフラッシュバックして来る。

1曲めはYesterday & Todayの1stから‘25 Hours a Day’。
Y&Tとしては“Open Fire”に、これまた当時としても意外というか驚きのボーナスとしてセレクションされた曲。
それほど好きな曲ではないのだが、意外性とフェス形式のライブに先立った単独公演のオープニングとしては意気込みを感じさせる選曲。期待できるぞこれは。

続く2曲めはオープニングとして演奏することが多い‘Meanstreak’。
ジャケットのメカニカルなコブラのイラストが頭に浮かぶ。
ディブ・メニケッティの衣装は往時を彷彿させる黒いシャツとブルージーンズ。
ギターとヴォーカルは全盛期と違わぬクオリティだし、フロア後方からだと加齢によるフォルムの変化も分からないくらい。
他のメンバーも上手く演奏はタイトで安定感も抜群だ。
4曲めは‘Don't Stop Runnin’。
この曲が収録された“IN ROCK WE TRUST”辺りからMTV的なウケを狙ったポップなテイストが強調された印象があって、当時は抵抗感を感じたものの、それも今となっては昔。
ポップな印象は変わらないけれど、経年によりそのポップさも懐かしさとして味わうことができる。今の方が良い曲に聴こえて来る。おれも狭量が増したもんだ^^;;。

当時のメンバーはデイブだけだがソロじゃなく、ファンの思い入れがあるY&Tとして来日したことに意義がある。

‘Black Tiger’、‘Dirty Girl’と人気が高い名曲が続く。
‘Dirty Girl’は熱いギターソロの掛け合いを含むライブバージョンとして披露され、目から鱗状態。
原曲の良さを再認識させられた。くぅっ。カッコイイ!!

そして、キタ━(゚∀゚)━!な‘Midnight in Tokyo’。
今日ここに集ったファンなら、みんな知っているであろうこの曲の背景となった逸話をMCに絡め、アカペラから始まるドラマチックなアレンジ。
聴いているうちに脳裏に嵐の夜の新宿の街のネオンがちらつく。

「今日は各アルバムから1曲は演奏するよ。」と語られていた通り低迷期?というか世間的に注目されていない時代の“CONTAGIOUS”、“TEN”、“MUSICALLY INCORRECT”、“ENDANGERED SPECIES”からもセレクト。
お付き合いで一応は買ったもののジャケットデザインもおざなりでそそられないこともあってほとんど聴いていないに等しいのだが、しくじった。
“CONTAGIOUS”収録の‘Contagious’、“TEN”収録の‘Don't Be Afraid Of The Dark’、“MUSICALLY INCORRECT”収録の〜あれ?“MUSICALLY INCORRECT”からは結局、セレクションされず。しかたないですかね。“ENDANGERED SPECIES”からは‘Gimmie the Beat’がセレクション。
なんだ。
いい曲じゃん。
どれも。
それぞれのアルバムを再認識させられた。
ちゃんと聴かないとだな。

とか思いながら、やっぱり‘Rescue Me’、‘I Believe in You’という“EARTHSHAKER”収録の2大名曲には無条件降伏。
ゲイリー・ムーア無き後を引き継ぐのはこの人と思わずにはいられないエモーショナルでぶっとくてねばっこいディブのギターを堪能。

アンコール1曲目は「何が聴きたい?」の問いかけにリクエスト大会の様相。‘Open Fire’や‘Hurricane’の声が飛び交う中、「じゃぁ、‘Hurricane’やろうか。」とメンバーに確認して、‘Hurricane’をプレイ。
ライブ終了後に見せてもらったセットリストによると‘Open Fire’を予定していた。
‘Hurricane’の余韻を引きながら最後は‘Forever’。
だー!!
わかっちゃいるけれど盛り上がらずにはいられないラストナンバー!!!!
完全燃焼でした。

marillion1 at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)