WHITE
January 17, 2015
FACTORY LIVE 0117
フラカンが出演するということで参加を決定。天気は良いが、寒風吹きすさぶ中、お台場まで行ってみた。
ゆりかもめの中から集合場所に指定されたフジテレビ前を見ると人もまばら。時間を誤ったかと時計を確認すると集合時間の10分前だ。
なんで?という疑問は台場駅から足を一歩踏み出した時にわかった。
超暴風。
帽子を飛ばされるおっさんはいるし、向かい風が凄過ぎて前に進めない。強風がびゅーびゅーと吹いている。これは、立っていられない。
海風&ビル風のダブル攻撃か!
そんなつめたい風が吹きつける中、1時間半くらい並ばされ、入場した時にはすでに体力を消耗していた。
メレンゲ
01.旅人
02.アンカーリング
03.僕らについて
04.ミュージックシーン
05.エース
06.クレーター
OPSEはアイリッシュな曲。
MCから予想すると10年以上のキャリアがありそうだ。
ツアーのラストはDiver Cityとのことなので、それなりに人気者なのだろう。
途中で睡魔に襲われること数回。凍えそうな寒風を浴びながら長時間外に立っていたので体力を消耗したのと体温が上がって来たことによる相乗効果なのではないかと。
ひとことでいってしまうと、女子向けか。
曲も悪くはないし、フックもないわけではないのだが、パワーが足りないというか、今ひとつパンチに欠けるというか、押しが足りないというか、釣り上げる力が足らん。
男には響かない。
まァ、おっさんをターゲットにしているわけではないのだろうから構わないとは思うがな。
中田裕二
01.愛の摂理
02.UNDO
03.白日
04.薄紅
05.誘惑
06.髪を指で巻く女
椿屋四重奏(だった)の人らしい。
椿屋四重奏って、漢字ばかりの字面から暴走族→MOTORHEADみたいな連想をしてた。
そのうち聴いてみたいとは思っていたのだが、解散してたのか。知らなかった。
歌詞がオトナ。
ギター巧い。
はにかむような笑顔が爽やかな好青年。
終了後、後ろにいた御姉様方が、「ツアーが始まるのに何にも宣伝しなかったのはダメだよ〜。」に始まり、「マネージャーもちゃんと言うように指導しとかなきゃダメじゃん。」なんてプロモーションやマネージメントの至らなさについて議論。
ふむふむ。中田裕二さんの売り方についてのツボを抑えた評価が興味深い。中田裕二さんや椿屋四重奏のロック界における位置付けについての知識は皆無だが、議論の様子からするといまいちブレイクまでには至っていない様子。
ルックスもいいし、ギターの腕前もある。なのになんで!という忸怩たる思いが感じられ、そうなんだなぁと共感もしたのだが、ちょっと待て。とかなんとか言いながらというか、言われてしまうような、女性から見たら“私がわかってあげなきゃ。”なんて思わせるキャラだからこそ、「スキ。」というところがあるのではないか。母性本能をクスぐるキャラというかさ。
WHITE ASH
01.Xmas Party Rock Anthem
02.Crowds
03.Paranoia
04.Just Give Me The Rock 'N' Roll Music
05.Velocity
06.Jails
07.Stranger
08.Hopes Bright
オルタナティヴ・ロックバンド。
見るのは2回め。前回もFACTORY LIVEで。
上手い。
ヘヴィだ。
パフォーマンスも熟成。
フラワーカンパニーズ
01.はぐれ者賛歌
02.ロックンロール
03.short hopes
04.地下室
05.マイ・スウィート・ソウル
06.脳内百景
07.チェスト
EN1
08.恋をしましょう
EN2
09.真冬の盆踊り
タイトルと曲が一致するのは、「冬のにおい」、「深夜高速」、「ビューティフル・ドリーマー」なのだが、1曲も演らず。まぁ、それはいいか。
「はぐれ者賛歌」、「ロックンロール」、「チェスト」は聞いたことあるような気がした。
周りはノリノリ。右隣とその前にいたOL風のオネーサマがかわいかった。怒髪天よりはレベル高かも。ライブに行ってみようかなぁ(^^;;
横揺れなのかフラカンは。
初体験のためライブのお決まりには対応できず。
すこしづつ対応して行きたいと思いマス。
ライブで叩き上げたパフォーマンスは安定感があった。
終了は20:00前だったような気がする。
このスケジュールは良い。
ゆりかもめの中から集合場所に指定されたフジテレビ前を見ると人もまばら。時間を誤ったかと時計を確認すると集合時間の10分前だ。
なんで?という疑問は台場駅から足を一歩踏み出した時にわかった。
超暴風。
帽子を飛ばされるおっさんはいるし、向かい風が凄過ぎて前に進めない。強風がびゅーびゅーと吹いている。これは、立っていられない。
海風&ビル風のダブル攻撃か!
そんなつめたい風が吹きつける中、1時間半くらい並ばされ、入場した時にはすでに体力を消耗していた。
メレンゲ
01.旅人
02.アンカーリング
03.僕らについて
04.ミュージックシーン
05.エース
06.クレーター
OPSEはアイリッシュな曲。
MCから予想すると10年以上のキャリアがありそうだ。
ツアーのラストはDiver Cityとのことなので、それなりに人気者なのだろう。
途中で睡魔に襲われること数回。凍えそうな寒風を浴びながら長時間外に立っていたので体力を消耗したのと体温が上がって来たことによる相乗効果なのではないかと。
ひとことでいってしまうと、女子向けか。
曲も悪くはないし、フックもないわけではないのだが、パワーが足りないというか、今ひとつパンチに欠けるというか、押しが足りないというか、釣り上げる力が足らん。
男には響かない。
まァ、おっさんをターゲットにしているわけではないのだろうから構わないとは思うがな。
中田裕二
01.愛の摂理
02.UNDO
03.白日
04.薄紅
05.誘惑
06.髪を指で巻く女
椿屋四重奏(だった)の人らしい。
椿屋四重奏って、漢字ばかりの字面から暴走族→MOTORHEADみたいな連想をしてた。
そのうち聴いてみたいとは思っていたのだが、解散してたのか。知らなかった。
歌詞がオトナ。
ギター巧い。
はにかむような笑顔が爽やかな好青年。
終了後、後ろにいた御姉様方が、「ツアーが始まるのに何にも宣伝しなかったのはダメだよ〜。」に始まり、「マネージャーもちゃんと言うように指導しとかなきゃダメじゃん。」なんてプロモーションやマネージメントの至らなさについて議論。
ふむふむ。中田裕二さんの売り方についてのツボを抑えた評価が興味深い。中田裕二さんや椿屋四重奏のロック界における位置付けについての知識は皆無だが、議論の様子からするといまいちブレイクまでには至っていない様子。
ルックスもいいし、ギターの腕前もある。なのになんで!という忸怩たる思いが感じられ、そうなんだなぁと共感もしたのだが、ちょっと待て。とかなんとか言いながらというか、言われてしまうような、女性から見たら“私がわかってあげなきゃ。”なんて思わせるキャラだからこそ、「スキ。」というところがあるのではないか。母性本能をクスぐるキャラというかさ。
WHITE ASH
01.Xmas Party Rock Anthem
02.Crowds
03.Paranoia
04.Just Give Me The Rock 'N' Roll Music
05.Velocity
06.Jails
07.Stranger
08.Hopes Bright
オルタナティヴ・ロックバンド。
見るのは2回め。前回もFACTORY LIVEで。
上手い。
ヘヴィだ。
パフォーマンスも熟成。
フラワーカンパニーズ
01.はぐれ者賛歌
02.ロックンロール
03.short hopes
04.地下室
05.マイ・スウィート・ソウル
06.脳内百景
07.チェスト
EN1
08.恋をしましょう
EN2
09.真冬の盆踊り
タイトルと曲が一致するのは、「冬のにおい」、「深夜高速」、「ビューティフル・ドリーマー」なのだが、1曲も演らず。まぁ、それはいいか。
「はぐれ者賛歌」、「ロックンロール」、「チェスト」は聞いたことあるような気がした。
周りはノリノリ。右隣とその前にいたOL風のオネーサマがかわいかった。怒髪天よりはレベル高かも。ライブに行ってみようかなぁ(^^;;
横揺れなのかフラカンは。
初体験のためライブのお決まりには対応できず。
すこしづつ対応して行きたいと思いマス。
ライブで叩き上げたパフォーマンスは安定感があった。
終了は20:00前だったような気がする。
このスケジュールは良い。
February 09, 2013
LIVE FACTORY 0209
新山 詩織
セットリスト
ルッキン・トゥ・ザ・スカイ
だからさ 〜acoustic version〜
ゆれるユレル
オープニングアクトとして登場。
うろ覚えながら当日のラインナップにもなかったので、誰かソロアーチストも出る予定だったかしらんと思いつつステージを眺める。
ギター、上手だなぁ。若干かすれる声質が特徴になっている。好きな声。
とつとつとしたMCも好印象。
高2との自己紹介に「えぇー!!」と場内騒然、というか、驚愕。大袈裟か^^;。驚きの声が上がる。
おれも驚いた。歌詞の着眼点は青いが、言葉の選びには成熟さを感じた。
もしかしたら、デビュー直前のキャロル・キングかジョニ・ミッチェルを目撃してしまったのかも。なんて、気になって来た。とても貴重な体験をした?今後もチェックしとこ。
SUNDAYS
SHAKE SHAKE
Bigになりたい
終わらない旅
まるいとんがり
SUNDAY
予想外の驚きから、体も期待感も暖まり本編スタート。
1番手はSUNDAYS。
どうやら、応募サイトにあったリストがそのまま出演順のようだ。
単純に言ってしまうならば、パンキッシュなガールズバンドなんて表現されてしまうのだろうけれども
ここ数日、The Velvet Undergroundにご執心な身としては、無関係だとは思いながらバンド名のSUNDAYSと‘Sunday Morning’との関連に思いを巡らせたりもして、パンクと言うよりガレージとの印象を持った。
KING BROTHERSばりに爆音を奏でる奏者と舌足らずな声のボーカルのコンビネーションにケチャップ☆マニアを思い出したりも。
無頼な感じの演奏陣と上下とも真っ赤に揃えたVoのコントラストも見目鮮やか。
元気の良さはAIRBORNを彷彿。会場の温度が上がる。
ところどころ、これはブルハか?なんてネタ元が分かってしまう曲には今ひとつの練り込みが必要。
キメ曲は「まるいとんがり」なのかな。チャーミングでありながらスジの通った歌詞もなかなか。この曲は良かった。
テーマ曲の「Sunday」をラストに持って来たりして、MAIDENみたいなセンスはイイネ!
アーバンギャルド
スカート革命
病めるアイドル
生まれてみたい
さよならサブカルチャー
出演バンドの中で唯一知っているグループ。
そもそも、the telephomesが気になっていた時に当ライブの開催をキャッチ。ををっ!アーバンギャルドも出るのか!!これは馳せ参じなければということで先約をブった切って、遥々、海を渡った次第。許せ。
一見して“アーバンギャルド推し”と分かる方々もちらほらいらっしゃるのではあるが、何というか、同じ車両に乗り合わせたら、ちょっと不安になるような、離れていたいようなファッションでしたなぁ。ケラ&シンセサイザーズの時はそんな印象はなかったんだけれど。
目下の最新作にして内容充実の『ガイガーカウンターカルチャー』収録曲で責めて来るのではとの予想はもののみごとにハズされて、前作『メンタルヘルズ』のリーダートラック「スカート革命」からスタート。これはこれであり。目測したところ、おおよそo-westサイズと思われるフジテレビのスタジオに設置された会場のあちらこちらで、アーバンギャルドフラッグが振られている。
このサイズの不動産をウォーターフロントで維持する体力のある企業だとするとあれやこれや詮索されている女子アナの年収もあながち根拠のない噂でもないのだろうなぁ、なんて関係ないことが頭を行き交う。
今日のラインナップでは、正直、アウェイ感は否めないけれど、少なくない信者は集っている様子。安心したぜ。
んが、ポジショニングがイマイチで肝心のよこたんがまるっきし見えない。天馬はよく見えてるのだけれども。それと、ボーカルと演奏にダイナミックさが欠けているような。んー、音響のせいだと思いたいなー。そうだ、そういうことにしておこう。
ジリジリとよこたんが垣間見ることができる位置にポジションチェンジしているうちにガイガー先行シングルの「病めるアイドル」へ。プレイ内容も心持ち持ち直した、ような気がします。
3曲目はガイガーから「生まれてみたい」。いわゆるアルバム中の1曲。意味深な歌詞の曲だけにこういう公開収録のオムニバス形式のライブで選んだ理由が気になるところ。
ラストは、「生きるとか、死んでしまうとか〜云々かんぬん〜決意表明の曲!」なんてMCがあったのでを!ここで「ノンフィクションソング」来るのか!!と思ったら、「さよならサブカルチャー」でした。ハズしまくりですな。まァ、こちらも好きなんだけれども。
サブカル系は置いてけぼりなのか?!なんて、発売当初は物議を醸し、『ガイガーカウンターカルチャー』聴いて、なんだ大丈夫じゃん、今回もおれ達のスキなアーバンギャルドのママじゃんと溜飲を下げたのに。
不穏な発言だなぁ。
WHITE ASH
音合わせに1曲:曲名不明
Would You Be My Valentine?
Jails
Kiddie
Deadmans On The Dancefloor
Paranoia
And Gypsy
何だなんだ?!
おれ的にまるっきり無名なのにもかかわらず、私的大トリのよこたんを差し置いた出番を用意されたWHITE ASH。
音合わせに登場した途端、会場の雰囲気が一変、皆さん一斉にグっと前方に詰め寄る。後方にスペースが空いてパーソナルスペースを確保できたのはよかったのだけれども、なんだか取り残された気分。
音合わせのため、ライティングは最小限に抑制されていて、勇姿を拝むことはできなかったのだが、期待感の昂まりが肌から伝わって来る。
人気者なんですなぁ。WISHBORN ASHなら詳しいんだが。今日、この会場に集っている皆さんはきっと、誰も知らないんだろうなぁ。ははは(^^;。なんて独りの世界に浸っていると本編スタート!
う〜ん。ロックの美学からすると、全くもって“らしくない”面々。CHEAP TRICKだって2人は、らしいルックスだのだが。サンボマスターとかeasten youthとかのメガネ系というヤツなのか?コレは。
ベースは女子。フロントマンののび太(後日、wikipedia、youtube 等で、調査〜学習しました。)を挟んで両サイドの向かい合うフォーメーションもユニーク。
守備範囲外のジャンルだけに新鮮でもあった。
後日談。
ライブの後、いろいろ調べているうちに「Jails」のカッコ良さが分かって来てしまいました。
ただでさえCDの置き場所がなくて困っているのに、スキになってしまいそう。
場所はないのだけれど 、パッケージじゃないとヤなんですよ。
[Champagne]
音合わせに1曲:曲名不明
Waitress,Waitress!
Rocknrolla!
Cat2
涙がこぼれそう
starrrrrrr feat. GEROCK
WHITE ASHでアガったテンションは下がることなく維持。
[Champagne]に引き継がれる。[Champagne]もWHITE ASH同様、全く無名な存在@おれ でして、周囲との格差あり過ぎ。すまんなぁ、日本のロックに疎くって。
所謂、ロックのイデオムの中での格好良さを体現。クールですなぁ。
スウィンギン・ロンドンてこんな感じだったのかしらん、なんて想像してしまう踊れるロック。お洒落で粋でした。
the telephones
sick rocks〜Too Fast version〜
I Hate DISCOOOOOOO!!!
Keep Your DISCO!!!
HABANERO
Urban Disco
Monkey Discooooooo
Odoru〜朝が来ても〜
EN
Love&Disco
こんなに人気者だったなんて。
8割位はthe telephonesのファンに見えた。
そもそも、おれがthe telephonesを知って、今日のライブに参加することになったのは北浦和の人身事故がきっかけ。
その日、人身事故に遭遇したおれは迂回経路の情報を得ようと、Twitterで検索をかけると人身事故の呟きの他の流れにある“北浦和”呟きに遭遇。なんだ?と思いながら情報元を辿って行ったところthe telephones に行き着いたというワケ。
でも、北浦和ローカルクラスだと思ってたら、アリーナクラスだった。
すぐ傍にいながら、全く知らないなんて、ブロック毎に危険度が違うNYみたいだよ。
ライブ前に、せっかく行くのだからと、youtubeで「Love&Disco」をチェックした時は、んーー、これはぁ…おれにはぁ…イイかなと思って途中で視聴を放棄したのだが、ライブの後で大きな揺り戻しが来て、その流れのまま3/27発売のシングルも予約してしまった。
なので、当日は1曲も知らずに参戦。オープニングSEにSLADEの匂いを感じ、なんたらDiscoとか、Discoなんたらなんて曲に狂喜乱舞するファンの皆さんを若干冷めた視線で観察しながら、石毛のハイトーンにTHE DARKNESSを、煽り役のノブのパフォーマンスにソフト・バレエを垣間見ていたらTangerine Dreamを思い出している自分がいた。
なんで、Tangerine Dreamなのか自分でも分からなかったのだけれど、後日、揺り戻しのなかPVを観ていて気がついた。the telephonesの曲って、いわゆるポップソングの定石からハズれているんだわ。全ての曲がそうなんじゃないんだけど。
普通、Aメロ〜Bメロ〜サビという構成が、最初からサビを何サイクルか繰り返したりする曲が多いので、そういう構成の曲を連続して聴いているうちに、各曲の切れ目も曖昧になってつながり、全体で長尺の1曲のように認識したことで、近い経験としてニューロンが回路をつないだのがTangerine Dreamだったみたい。
これ、中毒性高い。
ライブ見て、PV観てたらヤられたもん。シングル予約しちゃったもん。
要注意、イヤ、要チェックだ。
セットリスト
ルッキン・トゥ・ザ・スカイ
だからさ 〜acoustic version〜
ゆれるユレル
オープニングアクトとして登場。
うろ覚えながら当日のラインナップにもなかったので、誰かソロアーチストも出る予定だったかしらんと思いつつステージを眺める。
ギター、上手だなぁ。若干かすれる声質が特徴になっている。好きな声。
とつとつとしたMCも好印象。
高2との自己紹介に「えぇー!!」と場内騒然、というか、驚愕。大袈裟か^^;。驚きの声が上がる。
おれも驚いた。歌詞の着眼点は青いが、言葉の選びには成熟さを感じた。
もしかしたら、デビュー直前のキャロル・キングかジョニ・ミッチェルを目撃してしまったのかも。なんて、気になって来た。とても貴重な体験をした?今後もチェックしとこ。
SUNDAYS
SHAKE SHAKE
Bigになりたい
終わらない旅
まるいとんがり
SUNDAY
予想外の驚きから、体も期待感も暖まり本編スタート。
1番手はSUNDAYS。
どうやら、応募サイトにあったリストがそのまま出演順のようだ。
単純に言ってしまうならば、パンキッシュなガールズバンドなんて表現されてしまうのだろうけれども
ここ数日、The Velvet Undergroundにご執心な身としては、無関係だとは思いながらバンド名のSUNDAYSと‘Sunday Morning’との関連に思いを巡らせたりもして、パンクと言うよりガレージとの印象を持った。
KING BROTHERSばりに爆音を奏でる奏者と舌足らずな声のボーカルのコンビネーションにケチャップ☆マニアを思い出したりも。
無頼な感じの演奏陣と上下とも真っ赤に揃えたVoのコントラストも見目鮮やか。
元気の良さはAIRBORNを彷彿。会場の温度が上がる。
ところどころ、これはブルハか?なんてネタ元が分かってしまう曲には今ひとつの練り込みが必要。
キメ曲は「まるいとんがり」なのかな。チャーミングでありながらスジの通った歌詞もなかなか。この曲は良かった。
テーマ曲の「Sunday」をラストに持って来たりして、MAIDENみたいなセンスはイイネ!
アーバンギャルド
スカート革命
病めるアイドル
生まれてみたい
さよならサブカルチャー
出演バンドの中で唯一知っているグループ。
そもそも、the telephomesが気になっていた時に当ライブの開催をキャッチ。ををっ!アーバンギャルドも出るのか!!これは馳せ参じなければということで先約をブった切って、遥々、海を渡った次第。許せ。
一見して“アーバンギャルド推し”と分かる方々もちらほらいらっしゃるのではあるが、何というか、同じ車両に乗り合わせたら、ちょっと不安になるような、離れていたいようなファッションでしたなぁ。ケラ&シンセサイザーズの時はそんな印象はなかったんだけれど。
目下の最新作にして内容充実の『ガイガーカウンターカルチャー』収録曲で責めて来るのではとの予想はもののみごとにハズされて、前作『メンタルヘルズ』のリーダートラック「スカート革命」からスタート。これはこれであり。目測したところ、おおよそo-westサイズと思われるフジテレビのスタジオに設置された会場のあちらこちらで、アーバンギャルドフラッグが振られている。
このサイズの不動産をウォーターフロントで維持する体力のある企業だとするとあれやこれや詮索されている女子アナの年収もあながち根拠のない噂でもないのだろうなぁ、なんて関係ないことが頭を行き交う。
今日のラインナップでは、正直、アウェイ感は否めないけれど、少なくない信者は集っている様子。安心したぜ。
んが、ポジショニングがイマイチで肝心のよこたんがまるっきし見えない。天馬はよく見えてるのだけれども。それと、ボーカルと演奏にダイナミックさが欠けているような。んー、音響のせいだと思いたいなー。そうだ、そういうことにしておこう。
ジリジリとよこたんが垣間見ることができる位置にポジションチェンジしているうちにガイガー先行シングルの「病めるアイドル」へ。プレイ内容も心持ち持ち直した、ような気がします。
3曲目はガイガーから「生まれてみたい」。いわゆるアルバム中の1曲。意味深な歌詞の曲だけにこういう公開収録のオムニバス形式のライブで選んだ理由が気になるところ。
ラストは、「生きるとか、死んでしまうとか〜云々かんぬん〜決意表明の曲!」なんてMCがあったのでを!ここで「ノンフィクションソング」来るのか!!と思ったら、「さよならサブカルチャー」でした。ハズしまくりですな。まァ、こちらも好きなんだけれども。
サブカル系は置いてけぼりなのか?!なんて、発売当初は物議を醸し、『ガイガーカウンターカルチャー』聴いて、なんだ大丈夫じゃん、今回もおれ達のスキなアーバンギャルドのママじゃんと溜飲を下げたのに。
不穏な発言だなぁ。
WHITE ASH
音合わせに1曲:曲名不明
Would You Be My Valentine?
Jails
Kiddie
Deadmans On The Dancefloor
Paranoia
And Gypsy
何だなんだ?!
おれ的にまるっきり無名なのにもかかわらず、私的大トリのよこたんを差し置いた出番を用意されたWHITE ASH。
音合わせに登場した途端、会場の雰囲気が一変、皆さん一斉にグっと前方に詰め寄る。後方にスペースが空いてパーソナルスペースを確保できたのはよかったのだけれども、なんだか取り残された気分。
音合わせのため、ライティングは最小限に抑制されていて、勇姿を拝むことはできなかったのだが、期待感の昂まりが肌から伝わって来る。
人気者なんですなぁ。WISHBORN ASHなら詳しいんだが。今日、この会場に集っている皆さんはきっと、誰も知らないんだろうなぁ。ははは(^^;。なんて独りの世界に浸っていると本編スタート!
う〜ん。ロックの美学からすると、全くもって“らしくない”面々。CHEAP TRICKだって2人は、らしいルックスだのだが。サンボマスターとかeasten youthとかのメガネ系というヤツなのか?コレは。
ベースは女子。フロントマンののび太(後日、wikipedia、youtube 等で、調査〜学習しました。)を挟んで両サイドの向かい合うフォーメーションもユニーク。
守備範囲外のジャンルだけに新鮮でもあった。
後日談。
ライブの後、いろいろ調べているうちに「Jails」のカッコ良さが分かって来てしまいました。
ただでさえCDの置き場所がなくて困っているのに、スキになってしまいそう。
場所はないのだけれど 、パッケージじゃないとヤなんですよ。
[Champagne]
音合わせに1曲:曲名不明
Waitress,Waitress!
Rocknrolla!
Cat2
涙がこぼれそう
starrrrrrr feat. GEROCK
WHITE ASHでアガったテンションは下がることなく維持。
[Champagne]に引き継がれる。[Champagne]もWHITE ASH同様、全く無名な存在@おれ でして、周囲との格差あり過ぎ。すまんなぁ、日本のロックに疎くって。
所謂、ロックのイデオムの中での格好良さを体現。クールですなぁ。
スウィンギン・ロンドンてこんな感じだったのかしらん、なんて想像してしまう踊れるロック。お洒落で粋でした。
the telephones
sick rocks〜Too Fast version〜
I Hate DISCOOOOOOO!!!
Keep Your DISCO!!!
HABANERO
Urban Disco
Monkey Discooooooo
Odoru〜朝が来ても〜
EN
Love&Disco
こんなに人気者だったなんて。
8割位はthe telephonesのファンに見えた。
そもそも、おれがthe telephonesを知って、今日のライブに参加することになったのは北浦和の人身事故がきっかけ。
その日、人身事故に遭遇したおれは迂回経路の情報を得ようと、Twitterで検索をかけると人身事故の呟きの他の流れにある“北浦和”呟きに遭遇。なんだ?と思いながら情報元を辿って行ったところthe telephones に行き着いたというワケ。
でも、北浦和ローカルクラスだと思ってたら、アリーナクラスだった。
すぐ傍にいながら、全く知らないなんて、ブロック毎に危険度が違うNYみたいだよ。
ライブ前に、せっかく行くのだからと、youtubeで「Love&Disco」をチェックした時は、んーー、これはぁ…おれにはぁ…イイかなと思って途中で視聴を放棄したのだが、ライブの後で大きな揺り戻しが来て、その流れのまま3/27発売のシングルも予約してしまった。
なので、当日は1曲も知らずに参戦。オープニングSEにSLADEの匂いを感じ、なんたらDiscoとか、Discoなんたらなんて曲に狂喜乱舞するファンの皆さんを若干冷めた視線で観察しながら、石毛のハイトーンにTHE DARKNESSを、煽り役のノブのパフォーマンスにソフト・バレエを垣間見ていたらTangerine Dreamを思い出している自分がいた。
なんで、Tangerine Dreamなのか自分でも分からなかったのだけれど、後日、揺り戻しのなかPVを観ていて気がついた。the telephonesの曲って、いわゆるポップソングの定石からハズれているんだわ。全ての曲がそうなんじゃないんだけど。
普通、Aメロ〜Bメロ〜サビという構成が、最初からサビを何サイクルか繰り返したりする曲が多いので、そういう構成の曲を連続して聴いているうちに、各曲の切れ目も曖昧になってつながり、全体で長尺の1曲のように認識したことで、近い経験としてニューロンが回路をつないだのがTangerine Dreamだったみたい。
これ、中毒性高い。
ライブ見て、PV観てたらヤられたもん。シングル予約しちゃったもん。
要注意、イヤ、要チェックだ。