プラレール

April 30, 2007

プラレール博inTOKYO1

池袋 GAMBO&OYSTER BAR

大人の事情があることは十二分にわかる、わかるんだが、敢えて言わせてもらう、玩具メーカーとして、こどもを相手に商売をしていることを忘れないで欲しい。
G.W.のイベントに勇んで出かけて、ガッカリして次第に無口になるこどもの姿を目にして、やるせない気持ちになったオヤジの戯言だ。

イベントの仕切りは、悪くはなかった。
真偽の程は知らないが、会場の係員のこどもの取扱いから推測するに、スポット募集のイベントコンパニオンやバイトではなく、玩具メーカーであることの理念を理解した社員が休み返上で対応しているように見えた。ここは高く評価できる。非常に。ごくろうさまです。

入場記念品も満足した。
ドクイエの中間車は、大人の目からすれば今年イチ押し商品なのであろう「自動のりかえ駅とドクターイエローセット」のキャンペーン販促品であることは一目瞭然だが、デキも良いし、入場料と比較してもまぁ納得のいくモノだったと思うし、もしかすると、ここ数年間の景品の中では一番良かったかもしれない。

だが、しかし、アトラクションの景品はかなり劣化。
他意はないが、以前ネコパプリッシングのプラレ本に出ていた台湾製の得体のしれない電車のようなモノだった。それを見た長男いわく「みんな、へんなでんしゃもってるとおもった。」のこと。

市販品だったら確実に売れ残るか、オレが品質管理を担当していたら商品化を却下するか、万が一商品化したとしても廉価商品にするような代物だった。これは、イベント単独での収支がプラスになることを目論んだ結果と邪推、損得勘定を優先したと勘繰った。恐らくは、独立採算制をとっていると睨んだがどうだろう。宣伝部 等の販促、広報を担当する部門が上位からの圧力に耐えられなかったか。寂しい。

こういうイベントは、プロモーションやマーケティング情報を収集する場として機能させ、普段接する機会の少ないユーザーと直接対峙する機会であることにウェイトを置くべきで、単独の採算にウエイトをかけると失敗する。
ここでは一旦、マイナスになってしまうかもしれないが、ファンにいい気持ちになって喜んで帰ってもらい、長期的な視野に立ってリターンに期待するくらいの余裕と懐の深さを持って望んで欲しいところだ。

イベント用に新たに金型を起し、実はこちらの方が金がかかっているとの主張があるかもしれないが、だとしたら、それはムダな投資であり、マーケティングミスだと思う。造型が甘く、カラーコーディネイトのセンスが皆無で、異様なカラーリングが施された変な電車は子供騙しにすらなっていない。

プラレールとプラレール博という定番商品かつ定着したイベントのブランドにケチが着いた。こうして、ファンは離れる。

Adios!

写真はランチで食べたGUMBO & OYSTER BARのランチプレート。
手前がガンボでその向こうがリゾット。サラダとカキフライがついて\980。セットドリンク(+\200)がコーヒー、紅茶、ウーロン茶だけなのはマイナスポイント。オレンジジュースくらいは含めて欲しい。
両方ともライスの量が多く見た目よりは食べでがあった。魚介もそこそこ多く味もまァ及第点。
あと、カキフライは2ピース付くことになっているのだが1つしかなかった。大粒だったからか、2つまとめていたのか不明。説明が欲しい。味は良かった。

marillion1 at 23:32|PermalinkTrackBack(0)