ディズニーランド
June 09, 2007
ディズニーランドのサービス精神
ここ2年間はディズニーシーに行っていた。久しぶりのディズニーランドである。当日の天気予報は曇り時々雨。他の日への変更も考慮したけれど、子供も大人も気分は既にディズニーランドにあるので、もう後へは退けない。カッパと傘を用意してのインパークである。
天気予報のおかげか人出は予想よりはだいぶ少なく、やや拍子抜け。まぁ、空いてるといってもスプラッシュマウンテンなんかは150分待ちだったのだが。
3年振りのディズニーランドは、なんだか色褪せたような雰囲気。
開園より20年以上経過し、こちらも慣れてしまったというところも大きいが、アトラクションにしろシンデレラ城にしろ日に焼けてしまっていて記憶にある色彩と異なる。古ぼけて陳腐な雰囲気さえ漂う。これは、オレの心理的な要因も多分に関係しているところはあると思うのだけれど。
客も日本人の顔は疲れて、中国人とインド客は元気ハツラツに見えた。ビッグマックの価格で各国の貨幣価値を測るなんて話しがあったけれど、ディズニーランドでアジア各国の経済状況を伺うのというのもアリかも。
途中、小雨がパラついた他は天気ももったし、キャラクターブレックファーストこそ逃しはしたけれど、ダイヤモンドホースシューのディナーショーも予約できたし、各種パレード、花火にアトラクションもそこそこ数をこなすことができたのでウチのこども達はごきげん麗しいことこの上ない。こども達が楽しんでいるのがなによりではある。
と!アクシデントが!!
長女のお気に入りの“ネコの髪どめ(パッチンどめ)”がない!
オレは、まぁ、一応形式ばかりに帰り際にインフォーメーションででも訊いてみて、どこかで代わりのものを買えばいいや。そんな買っても100円か200円のもの出てくるわけないんだし。遺失物捜索のプロセスを経過してみて、それでこどもの気持ちも治まるならそれで満足だと思っていたら…
なんと!?
インフォーメーションで
出てきたんである“ネコの髪留め(パッチンどめ)”!
話しでは、スタッフの方が拾って届けてくれたとのこと。
凄いっ!
こどもの気持ちがわかっていらっしゃる。安価だし、たわいものなんだけれどこどもにとっては凄く大切なものだったので、すごく喜んだ。
なんだかオリエンタルランドの経営理念というか、社員教育の一端が垣間見れたような気がした。こういうのが正しい会社経営なのだろうなぁ。オレもこういう会社で働きたかった(働きたいよ…)。