May 21, 2009
ラスト・ブラッド

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アニメを忠実になぞってやることはやっているし、サヤ役のチョン・ジヒョンもマリア役のアリソン・ミラーも十分にカワイイ、マリアは実写版の方が格段にカワイイのだが…
何故かつまらないorz。
一応は70年代の東京という設定の街並みもナンジャタウンみたいだが悪くないし、昭和の地下鉄といったらこれでしょの赤い丸の内線もアニメよりしっかりリアルだし、もろアメカジな横田基地も"らしい"のだが、これらが一つに合わさるとパチモン臭さが漂ってしまう。
特にカトウが出て来るサヤの幼少時代の回想シーンは垢抜けずいなたい。
小雪のオニゲンも幽玄なんだが、変な感じで丁重に扱われていることに違和感がある。
そんなこんなが重なってしまったため、いまひとつシンクロ率を上げられず作品の世界観に没頭することができなかった。

ああそうだ。サントラでPurpleの「Space Truckin'」が使われているだけれど、これが『Machine Head』とは違うバージョンのように聞こえた。ボーカルもイアン・ギランというよりはロッド・エバンスに似てるみたいだったし。
カバーなのか確かめようと思ってエンドロールのクレジットに目を凝らしてみたが、結局わからず終い。どうなんだろうか。
『Machine Head』はレコードの時代から始まって、CDもレーザーで焼き切れるくらい聴いてるから聞き間違えではないと思うのだけれど。

そう言えば、『Deep Purple in Rock』には「Bloodsucker」なんて曲が入っていたんだっけ。ということを思い出したりもした。
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1. ラスト・ブラッド - BLOOD THE LAST VAMPIRE - (個人的評価:★★) [ 尼崎OSよ永遠なれ ] June 17, 2009 00:49
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